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第三回後編 「時限爆弾を抱えた家」 |
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◆ 前編のあらすじ
4階部分を自宅として使い、2階、3階をテナントに貸し、
以前1階部分店舗の改装工事を以前請け負った事があるお客様より電話があった。
「3階の共用階段から水が漏っている」
田島は首をひねりました。実は昨年、2階、3階テナントに雨漏れがあるということで弊社で屋根の防水工事をさせて頂いたばかりだからです。
浴槽廻りに水をかけて、最後にお風呂にたまった水を抜いた瞬間、滝のように3階の廊下に流れてきました。田島は思わず「ストップ!ストップ!」
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前編を読む
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3階で様子を見ていた私は、あわてて、4階にいる設備業者に「ストップ」と
叫んでしまいました。風呂栓をはめてもらい、3階の復旧に戻りました。
原因が浴槽の下の排水である事がわかり、防水ではない事がわかり
少し安心しました。「でも、何で毎日漏らなかったのだろう」と少し疑問が
残りましたが、対策として、浴槽を入れ替え、防水をしてという事で
お客様も納得して頂き、見積を出す事になりました。
その見積をまとめているうちに、気にかかっている事もあるし、
浴槽入れ替えプラス、防水もしなければならないし、金額がかかる割には、
見た目には、何も変わらないし、お客さんのプラスにならないが、
これでいいのだろうかと思いました。見積も持たずに、お客様の所にいき、
自分の気持ちをお話ししました。
「浴槽をはずして、排水管をなおして防水をかけても、お金はかかるのですが、見た目に何も変わりません。ユニットバスにしませんか?」といったところ
「いくらぐらいでできますか」と乗り気の様子でした。
後日、ユニットバスのカタログと見積を持っていき、またお客様も
「今はいいお風呂があるのね」と、すぐに決めて頂きました。
また、その時に気にかかっている事をお話ししました。
「浴槽を抜いたときに漏ったのであれば、毎日、滝のように3階に
漏ってしまうはずなのですが。」と聞くと、
「いつもはバスポンプで風呂水を利用してから、残り水を風呂の掃除に
使っているのです」とお客様が答えました。私はこれだと思いました。
たまたま、設備業者と漏水検査にいったときは、朝一番で風呂の水が
たくさんはいっていた状態で、圧力がかかっているところで水を抜いたから、
滝のように水がもったことがわかりました。疑問も解決し、
そのお風呂場に合わせてユニットバスを発注し、3週間後に工事に
かかりました。風呂場と同時に手前の洗面所もリフォームし、
無事完成しました。何日かして、お客様の所に訪問したところ、
「とても暖かくて、快適になりました。お風呂も大満足です」と喜びの声を頂きました。このリフォームは成功したな、と心の中で思いました。
PS お客様が一回でもバスポンプ使わずに抜いていたら、どんな事になっていただろうか。(実際には原因がはっきりしますが)
本当に、大変な事にならなくて良かったと思います。 |
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リフォーム後
暖かいユニットバスに、もう安心です。 |
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