株式会社 田島建設

田島リフォーム十番勝負

第五回前編 「家族の夢の前に立ちはだかる抜けない梁」
◆ 南欧風にデザイン

当社のマンション建築を見たお客様より電話を頂きました。「リフォームを考えていたのですが、近所でお宅の施工したあのマンションを見て、気に入ったのでお宅にリフォームを頼みたい。」との事。
そのマンションは、当社が地元にはない別世界を作りだそうと南欧風にデザインした建物でした。
そこで社長の田島は、今回の担当はそのマンションのイメージ作りをした倉持忠がいいだろうと考え、早速二人でお客様の所へお話を聞きにいきました。
倉持 忠
倉持 忠
 
一級建築士
打ち合わせにいくと、品の良いご主人と奥様が出迎えてくれました。ご家族は、お婆さまとご主人、奥様、長女様とお孫さんの5人家族です。今回は、奥様と長女様の女性陣の希望により、外装と、リビング、続き間になっている和室をリフォームしたいとの事でした。

◆リフォームのご要望
外装
・ 経年の劣化と、くすんだ色なので、南欧風に明るくお洒落にしたい。
・ 木製雨戸なので、アルミ製に変えたい
・ 玄関・ポーチ周り、デザインしてほしい。自転車も入れられるようにしたい。
・ ブロック塀も予算をかけずに直したい。
内装
・ キッチンを使いやすくしたい。
・ キッチンを囲っている壁をとって、対面キッチンにしたい。
・ 現在収納スペースがなく、物があふれてしまっているので、収納を多くしたい。
・ 週末など、家族(次女家族・三女家族)が大勢集まるので、広いダイニングテーブルがほしい。
・ ご主人のパソコンコーナーがほしい。
・ 思い出の食器戸棚はのこして、レイアウトしてほしい。
・ 床暖房をいれたい。
・ 続き間の和室は、床に段差があり、お婆さまがいるので、床をフラットにして、洋間のリビングにしてほしい。
・ 和室の押し入れは使い勝手が悪いので、収納を工夫してほしい。
・ リビングに大きいテレビを置きたい。
・ 全体的に明るい空間にしたい。

リフォーム前の外装
リフォーム前の和室
◆「なんだ!?この梁のかけ方は!」
要望を聞き、現況の間取りなどをスケッチして、早速プランに入りました。
キッチンの間仕切り壁は平面から想定して、通常の梁のかけ方なら抜けると判断し、奥様の要望を満たす対面式キッチンのプランを作り、また、外装のイメージスケッチを作成して、再度打ち合わせにいきました。
 外装イメージはおおむね気に入っていただき、ブロック塀もすべて壊すのではなく、部分的にRにカットし、鋳物風フェンスを取り付けることにより、イメージチェンジをはかりました。
キッチンとリビングについてもだいたいOKをもらい、このプランで見積もりを出す話になったのですが、その前に天井裏をのぞき、梁のかけ方を見ておこうとなり、和室の天袋の荷物を出させていただき、ベニヤをはずしのぞき込んでライトを照らしてみると・・・・!
「何だ!?この梁のかけ方は!」倉持忠はその時、すべての計画が音をたてて崩れて行く光景を想像し、その後に続く言葉を失った。
後編につづく・・・・・・
リフォーム前の暗い和室
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