株式会社 田島建設

田島リフォーム十番勝負

第五回後編 「家族の夢の前に立ちはだかる抜けない梁」

◆ 前編のあらすじ

当社のマンション建築を見たお客様より電話を頂き、倉持忠が飛んで行くと「リフォームを考えていたのですが、近所でお宅の施工したあのマンションを見て、気に入ったのでお宅にリフォームを頼みたい。」と嬉しい一言。そのマンションは、当社が地元にはない別世界を作りだそうと南欧風にデザインした建物だった。倉持忠は一通りの確認作業の中で、天井裏をのぞき、梁のかけ方を見ておこうとなり、和室の天袋の荷物を出させていただき、ベニヤをはずしのぞき込んでライトを照らしてみると・・・・!

前編を読む
倉持忠
倉持 忠
 
一級建築士
◆ 2階のすべての梁の加重がかかる構造
「何だこの梁のかけ方は?」
なんと抜こうと思っていた柱に、2階のすべての梁の加重がかかる構造になっているではないか!当時は台所と食堂は仕切られていた方がよいと考えていたと思ってましたが、柱が抜けない構造になっていたのです。倉持はその状況をお客様に説明し、もしかしたら柱が抜けないかもしれませんが、何とか鉄骨で補強してでも柱を抜けないか検討してきます。」と言い、とりあえず帰社しました。
すぐさま、構造設計の専門家と打ち合わせをしたところ、構造的にはよくないとの結論。耐震補強が騒がれているご時世に、構造的に弱くなることはいくらリフォームで使い勝手を重視したいといっても、容認できない事態であります。柱が抜けないとなると、せっかくのプランが台無しで、お客様の要望をかなえる間取りが極めて困難となったのです。キッチンの配置をあれこれ変えて平面プランを何通りも作りますがうまくいきません。ついに、行き詰まり思い悩んでいたとき、「そうだ。現状の広さでレイアウトを考えていたから収まらなかったのだ。キッチンセットの分だけ増築してしまおう。」と、幸いキッチン前の敷地に余裕があったので、急遽増築プランに変更しました。すると、対面キッチンはむりですが、他の要望はかなえられる空間が生み出されました。又、増築ついでに、和室の西側にも出窓があったのですが、隣家によってほとんど日が入らず日中も暗いので、出窓部分も床まで増築し、TVスペース兼収納をしました。
 早速、お客様に一部増築になりますがいかがでしょうか?と打ち合わせにいくと、これなら、構造的にも安心で、納得いくプランであると言われ、いよいよ工事に取りかかりました。

外部に足場を掛ける前に、近隣の挨拶回りでリフォームですと説明すると、一様に「それは楽しみですね。」といわれ、お客様の人柄の良さが近所付き合いに現れているのを感じました。
 住ながらのリフォームのため、生活の拠点であるキッチンとリビングを工事することは、いかに早く工事を進めるかに神経を使います。無駄のない工程を組み、大工さん、電気屋さん、水道やさんらと協力し合い、少しでも工事短縮に努めました。冷蔵庫が玄関ホールにあったり、キッチンセットがなくなってからは、寝室でバーベキュー用コンロをつかい食事されたりと、不自由な生活をされましたが、明るいご主人と奥様なので、「学生時代に戻ったようで、これはこれで楽しいのよ。だから気にしないで工事してください。」と気を遣っていただき、工事をする側にとってはとてもうれしいお言葉でした。

そして工事完了後、おじゃますると、空間をよりいっそう引き立てるソファや椅子などの家具が配置されており、娘様が選ばれたそうですが、センスの良さに感動しました。

追伸
工事中は、洒落の好きなご主人様と楽しくお仕事させていただきました。おかげで、工事が終わっても、私の行っている教会でイベントがある度に招待をさせていただき、とてもよいおつきあいをさせていただいております。
餅をつくご主人とお孫さんと社長
リフォーム前
外観
 
リフォーム後
外観
トップ会社概要田島リフォーム十番勝負熱血スタッフプロフィールアートギャラリーコンセプトジョンの犬日和
新築をお考えの方リフォームをお考えの方商店建築をお考えの方お客様紹介| 田島建設のあれこれ個人情報保護方針
Copyright 2005-2006 TAJIMAKENSETSU Co., Ltd. All Rights Reserved.
-